フレイルとは?早めの予防&対策でいつまでも元気に!

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  • 投稿の最終変更日:2024年3月26日

こんにちは、健康シューズ ロシオ のアスティコです。

最近「フレイル」という言葉を耳にしたことはありませんか?

健康長寿や介護予防を考える際に重要なのが「フレイル」です。
この記事で、一緒にフレイルについて知り、健康な生活のための一歩を踏み出しましょう。

「フレイル」とは?

「フレイル」とは、心身が衰えてきて、要介護状態になる前の段階のことです。

もう少し詳しく説明すると、次のような状態です。

高齢期に病気や老化などによる影響を受けて、心身の活力(筋力や認知機能など)が低下し、将来要介護状態となる危険性が高まる状態

東京都福祉保健局(※1)

年齢を重ねても、元気で過ごしたいと思っている方は多いですよね。
フレイルを予防したり、対策を講じたりすることは、要介護状態の予防につながります。

将来を元気に過ごすためには、フレイル予防・対策に意識を向けることが大切です。

フレイルの具体例は?

フレイルとは具体的にどんな状態なのでしょうか?

例えばこんなことが挙げられます。

  • 重い荷物が持てなくなった
  • 少しの段差でもつまずきやすくなった
  • 食欲が落ち、体重が減った
  • 疲れやすくなった

これらの症状、気になりませんか?

さらに、フレイルは大きく3つのタイプに分かれます。

「身体(からだ)」「心理・精神(こころ)」「社会性」のフレイルです(※2)。

「身体(からだ)」のフレイル
 ⇒ 筋力の低下

「心理・精神(こころ)」のフレイル
 ⇒ 認知機能の低下、うつ状態

「社会性」のフレイル
 ⇒ 閉じこもり、孤立 など

筋力が衰え、外出が面倒になり孤立する。人との交流が減ることで脳機能が低下し、認知機能が衰える…。

それぞれのフレイルが重なり合って、要介護状態へ進行します。

もしかしてフレイルかも?
チェックリストで自己診断!

フレイルについて知ったのを機会に、今の自分の状態を把握してみませんか?

東京都介護予防・フレイル予防ポータルにて、フレイルリスク度のチェックができますよ。
↓別ウィンドウで開きます
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kaigo_frailty_yobo//yobou/checklist.html

フレイルは年齢が高い人だけの問題だと思われがちですが、そうではありません。

40代、50代の方の中にも、フレイル状態の人がいることが分かっています(※3)。

まだまだ大丈夫と思っている方も、もしかしたらフレイル傾向にあるかもしれません。

自分の状態を知るためにも、チェックリストで確認してみてくださいね。

フレイルの予防・対策!3つのポイント

フレイルの対策・予防には、大切な3つの柱があります。

「栄養」「身体活動」「社会参加」です。

「栄養」

バランスの良い食事やお口の健康。いろいろな食品を食べて栄養を摂取するのが大事です。
お口の健康(オーラルケア)も意識しましょう。

「身体活動」

運動。歩いたり、軽く筋トレをしたり、無理せず続けられる運動にトライしましょう。

「社会参加」

趣味や就労、ボタンティアなど。お友達と一緒に食事をしたり、地域活動をしたり、社会とのつながりも大切です。

「栄養」「身体活動」「社会参加」は互いに影響し合っています。
どれかひとつだけではなく、それぞれ日常で気をつけていきましょう。

また、フレイルになっても、適切な取り組みによって、健康状態に戻ることが期待できます。

フレイルの程度が低い人のほうが、改善傾向が見られたという研究結果もあります(※4)。
このことからも、早めのフレイル予防・対策が重要だと言えます。

おわりに

「フレイル」は「健康と要介護の間の状態」のことです。
健康長寿・介護予防のためには、フレイルの早期対策が大切です。

まずは、ご紹介したフレイルリスク度のチェックリストで今の自分の状態を把握してみませんか?

日々、「栄養」「身体活動」「社会参加」を意識して、毎日元気に過ごすことを目指しましょう!


参考文献

※1:東京都福祉保健局.「介護予防・フレイル予防って何?」.東京都介護予防・フレイル予防ポータル
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kaigo_frailty_yobo/index.html

※2:厚生労働省.「健康長寿に向けて必要な取り組みとは?100歳まで元気、そのカギを握るのはフレイル予防だ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202111_00001.html

※3:八尾市.「人生100年時代!働く世代からのフレイル予防!」
https://www.city.yao.osaka.jp/

※4:渡邉 良太・林 尊弘.「フレイルから健常まで改善する者の特徴:JAGES コホート分析-縦断分析」(PDF)
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2017/172071/201715006A_upload/201715006A0013.pdf


歩くことからはじめませんか?
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フレイル対策の3つの柱に「身体活動」が含まれることからも、日常的に運動に取り組みたいですよね。

日頃あまり運動をしていない方は、いつもよりも多く「歩く」ことを意識してはいかがでしょうか?

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